2011年03月21日
南風見田の浜で海岸清掃を行いました。
昨日は西表島で行われた「ビーチクリーンアップ」
海岸への漂着ごみ清掃のボランティアへ
ミニピカリャ～と一緒に参加してきたので、
その時の様子をご紹介します。
西表島東部にある南風見田の浜へ行く途中には、
こんなのどかな景色が広がります。
昔住んでいたカナダ西海岸のウィスラーのお隣、
ペンバートンという町を思い出しました。
手前は、牛のエサとなる牧草が生えています。
大原からバイクで１０分、南風見田の浜に到着。
集合時間なると、地元の人たちや観光で島に来ている
人たちがが次々と集まってきました。
いやぁ～泳ぎたいくらいに、いいお天気です
こちらは、西表島学校でもおなじみの、
八重山環境ネットワーク 西表エコプロジェクト
代表の森本さん。
ごみの集め方や注意点などの説明がありました
さぁ、みんなでビーチクリーンアップ（海岸清掃）開始
各自がごみの種類を担当して、効率よく回収します。
時にはこんな大きなビニールが、
砂の中で絡まっていることもあります。
うんとこしょ、どっこいしょ、
それでもかぶはぬけません
絵本でおなじみの「おおきなかぶ」のかけ声を
かけながら、みんなで協力して抜き出しました
漂着ごみを拾いながら３０分も砂浜を歩くと汗でびっしょり。
少し休憩して、調査班と清掃班に分かれて再び作業しました。
ミニピカリャ～もごみがどこから流れてきたかを
調査しています。
ペットボトルなどのプラスチック製品が
たくさん落ちていました
まずは、ラベルが付いているものと、
付いていないものに分別して、、、
小さい子どもたちも参加して、どこの国の製品か、
いくつあるかを調べています。
中国、台湾、韓国、フィリピン、マレーシア、インドネシア、
日本などなど遠い国では、ドバイのものもありました
どこの国の製品かは、商品についているバーコードの
頭の３ケタの数字を調べると分かるんです
ちなみに日本の場合は、４９０・・・から始まります。
回収したごみは、参加者で手分けして、ビン・ガラス、カン、
ペットボトル、発泡スチロール、プラスチック、漁具・浮玉などに
分類し、各袋にまとめ、回収した漂着ごみの数を調べます。
こちらは、西表島エコツーリズム協会の茂木さん
今までに回収した漂着ごみのデータを説明しながら、
漂着ごみを回収することも大切だけど、
どこの国の製品が漂着しているか、また漂着ごみを
出さないようにするにはどうすれば良いのかを
考えることの大切さを教えてくれました。
漂着ごみをしらべると、ペットボトルや発泡スチロール、
歯ブラシやサンダル、漁業につかう浮玉、オイルボール（重油の塊）
など軽くて水に浮く石油でつくられた製品がほとんどでした。
今回の参加者は１８名、集めた漂着ごみは、
なんと２６．３袋もありました
四方海に囲まれている竹富町の島々では、
漂着ごみの量も多く、搬出するのも課題となっています。
八重山毎日新聞記事 http://www.y-mainichi.co.jp/news/7241/
今後はこのデータを基に、県や国を通して国際会議などの
場でもアピールして行くことも考えているそうです。
最近では、エコカップ、エコボトル、エコバックなど
利用する人が増えていますが、
あなたの周りでも、できることからはじめてみませんか
ビーチクリーンナップは、どなたでもご参加頂けます。
スケジュールは、こちらでもご案内しています。
八重山環境ネットーワーク 美ら海ネットホームページ
西表島エコツーリズム協会 ホームページ
Posted by 竹富町観光協会 at 15:35│Comments(0)
│西表島案内所
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