2013年07月23日
ハブクラゲ発生注意報:竹富島、西表島西部地区
【ハブクラゲの被害発生状況】
沖縄県では6月1日~9月30日までの間、ハブクラゲ発生注意報を発令し、
ハブクラゲによる事故防止に努めています。
7/23 現在、ハブクラゲが竹富島、西表島西部地区で
多数発生しているという連絡がありました。
竹富町内全域に防災無線で注意を呼び掛けておりますが、
海水浴をされる方は十分にご注意下さい。
ハブクラゲ (写真提供:沖縄県)
水深が50cmほどの浅い場所にもやってきます。
刺されるととても痛く、ショックを起こすこともあります。
ハブクラゲが大きくなる7~9月に被害が多くなります。
沖縄県薬務疾病対策課「ハブクラゲ発生注意報」より
本県の海には、猛毒を持つハブクラゲが生息し、一年のうち
6月はじめ頃から人体へ影響を及ぼす大きさに急激に成長します。
この時期は、海水浴、マリンレジャー等で海への出入りが多く、
刺症被害も多く発生しています。
平成24年は、ハブクラゲ等海洋危険生物による刺咬症被害234件の内、
83件( 約35% ) がハブクラゲによるものです。
その内67件( 約80% ) がハブクラゲ侵入防止ネットの外
( 又はネット未設置) で発生しています。
八重山保健所では被害防止の対策として、クラゲ侵入防止ネット内での
遊泳を勧めており、肌の露出を避けるよう呼びかけています。
【ハブクラゲ刺症を未然に防ぐには】
① 海水浴をする場合は、ハブクラゲ侵入防止ネットの内側で泳ぎましょう。
② 遊泳時にはできるだけ肌の露出を避けましょう。
③ 海に出かける際には、酢( 食酢) を持参しましょう。
ハブクラゲに刺された場合は、落ち着いて対処しましょう。
① まず海から上がり、激しい動きをしないで、
近くにいる人に早めに助けを求めましょう。
② 刺された部分はこすらずに、酢(食酢) をたっぷりかけて、
触手を取り除いた後、氷や冷水で冷やしましょう。
(触手に真水、アルコールをかけたり、砂をかけて払い落とすと
未発射の刺胞が発射してしまうので絶対しない様にして下さい。
ハブクラゲの場合は、指先(素手)で取ることができます。)
③ 応急処置をし、医療機関で治療を受けるようにしましょう。
【ハブクラゲと応急処置方法】
沖縄県福祉保健部 海のキケン生物パンフレット(PDF)
詳しくは、こちらのホームページでもご案内しています。
竹富町観光協会 安全対策
沖縄県福祉保健部薬務疾病対策課 海洋危険生物について
八重山福祉保健所 八重山の海洋危険生物
Posted by 竹富町観光協会 at 11:39│Comments(0)
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